女子ログ 子どもと太陽

 10月21日、鳥取県中部を震源に地震があった。社会人1年生の長男が外から「大丈夫?」と電話してきた。2000年10月6日の県西部地震の時は、長男と長女はまだ小学校低学年だった。注意欠陥多動性障害(ADHD)のある次男、のび太くんはまだ生まれていなかった。

 この16年の間に上2人は成人し、社会人になった。2人とも手のかからない、しっかりした子で、周りに「あなたを反面教師にしたんだね」と言われた。離婚して転校する時も嫌だと言わなかった。最後の日、張り詰めていた糸が切れたのか、2人ともお別れのあいさつでワンワン泣いたそうだ。半年たって校長先生が教えてくれた。そのくらい親に気を使ってくれていた。少し年の離れたのび太くんは正反対。中学2年生、反抗期のまっただ中。自由奔放でやりたいことしかしない。

 母親は太陽だと聞いたことがある。上2人の時は世間体や常識にとらわれ、厳しくガンガン照らす太陽だった。雲が来ようが振り払って自分の主張をした。のび太くんの時は曇りや雨の日でも気にせずそっといて、必要な時に顔を出す、そんな感じになった。

 上の2人も、少しずつ我慢をしない人生を送り始めているようだ。いつも輝いていなくても、曇ってようが雨降りだろうが私らしく生きていたら子供たちも自分らしく生きてくれるんだと思う。

  (鳥取県伯耆町・ごま)

2016年11月4日 無断転載禁止