新聞読む成果学ぶ 松江で教員ら秋季セミナー

学校での新聞づくりの指導法や効果について意見交換する参加者
 教育に新聞を生かす取り組み「NIE」の秋季セミナー「さあ始めよう!力のつく『新聞づくり』」(県NIE研究会、県NIE推進協議会主催)が3日、松江市殿町の山陰中央新報社であった。県内の小中高校の教員、新聞記者ら19人が参加。学校での実践報告や意見交換を通じて、新聞づくりが児童・生徒にもたらす効果や、指導のポイントについて学んだ。

 出雲市立さくら小学校の大菅智美教諭(40)は、4年生の児童が新聞の見出しのつけ方を学んだことで「説明文や物語を要約し、ポイントをつかむ力がついた」と報告。新聞づくりで達成感を味わい、「知りたいことを自ら調べようと、意欲を見せる場面が増えた」と続けた。

 松江市立玉湯中学校の今井貴子教諭(55)は、完成した新聞をクラスで回し読みし、評価し合うことで「自分のつくったものを発表して認められる機会ができ、生徒のやる気の高揚につながった」と述べた。

 セミナーの前には「第12回島根県わがまち新聞コンクール」の表彰式があり、受賞した児童・生徒が、自分の住むまちを取材し、新聞にまとめた苦労や工夫を報告した。

2016年11月4日 無断転載禁止

こども新聞