女子ログ 共和党勢力の復活

 投票日の夜、布団には入ったが、眠れなかった。トランプ優勢の報道がされていたからだ。翌朝出勤してみると、みな寝不足のようだった。ただ、「やっと長すぎる選挙運動が終わった」「煩わしい選挙関連のコマーシャルがテレビから消えてくれる」と割とみな平然としている。

 アリゾナに豪華な別宅を持つ富裕層やメキシコなどからの移民を嫌がる白人系が多いアリゾナは共和党の色が強い。「ヒラリー嫌い」や「オバマ批判」は確かに多かった。トランプ氏の態度や発言に対し、大統領にふさわしくないとはしながらも、「共和党から大統領をたてたい」「議会で共和党の議席を増やしたい」、あるいは「民主党政権はもう嫌だ」が本音だったように思う。

 ある人は「人には言えないけどトランプに票を入れる」とこそっと教えてくれた。貧困層への補助や移民の受け入れよりも実業家や富裕層がもっと資産を増やしたり、ユダヤ教やキリスト教に有利な法整備を進めてほしい考えだという。

 アリゾナ州内でも、トランプ氏が大統領に決まったことへの抗議集会が行われているが、そういった報道にも「今さらそんな抗議をしても、なんの役にも立たないのに」と漏らしている。

 共和党政権の復活と、延々続いた選挙からの解放を祝う週末になりそうだ。

 (松江市出身、米フェニックス在住・サボテン)

2016年11月12日 無断転載禁止