女子ログ 終活

 先日、祖母の葬儀が終わった。祖母は長い間施設に入っていたが、夜中に具合が悪くなり、救急搬送された病院で死亡が確認された。警察の検死が朝方3時半に終わり、病院側から30分以内に霊安室を空けてくれと言われ、しんみりする暇もなく慌ててスマホで葬儀会社を探した。

 葬儀会社を決めても、すぐに葬儀のプランを選び、朝になったら死亡届を出して火葬場にも予約を入れなくてはいけない。6年前に母の葬儀を出した経験があるので少しは慣れたと思っていたが、今回もやはりいろいろと大変だった。

 今は葬儀にまつわるさまざまな「しなければいけないこと」がシステム化され、葬儀社にお願いできる。それでもこれだけ大変なのだから、昔の葬儀は一大事だったろう。

 それに今回は祖母の娘(私の叔母)が、祖母の本籍や入っている保険、遺影用の写真のデータなど全て把握していたのでとてもスムーズに事が運んだが、うちの場合はどうだろう。私は父が加入している保険を知らないし、父が私のインターネットプロバイダーを解約できるとは思えない。

 まだまだ死ぬつもりはないし、終活ノートもまだ手に取るのは早いと思う。そもそも「死」についての話は家族間ではしづらい。けれど、普段から話をしておくのは、とても重要だと思わされたこの数日間だった。

 (安来市・ふかみどり)

2016年11月15日 無断転載禁止