島根県NIE推進協16年度事業計画

新年度の実践校や事業計画を決めた2016年度島根県NIE推進協総会=松江市殿町、山陰中央新報社
新規2校含む6校実践

 NIE(教育に新聞を)活動推進に取り組む島根県NIE推進協議会(会長・有馬毅一郎島根大学名誉教授)はこのほど開いた総会で、2016年度の事業計画、実践指定校などを決め、活動をスタートさせた。小、中、高校6校の実践指定校が活動を行うほか、独自事業のわがまち新聞コンクールにも引き続き取り組む。NIE全国大会への教員派遣、県NIE研究会によるセミナーも計画している。

 16年度にNIE活動に取り組む実践指定校は、出雲市立荘原小、出雲北陵中の新規2校を含む6校。16年度から全国的に奨励枠が廃止されたため、通常枠(実践期間2年)のみで、前年度より1校減った。

 実践指定校には、校区内で配達される県推進協加盟新聞社8社の新聞が教材用にそれぞれ4カ月間、無償提供され、16年度は既に情報科学高が購読を開始、授業に生かしている。このほか、各社の記者が直接教室に出向く出前授業(記者派遣事業)が受けられ、新聞社、印刷工場見学などもできる。

 今年で21回目を迎える「NIE全国大会」は日本新聞協会が主催、大分合同新聞社などの主管で8月4、5の両日、大分市で開かれ、県推進協は実践校の教員などの参加費用を助成する。

 11月の「NIE月間」には、県推進協独自の事業として、郷土の特産、観光、人物などを紹介する「第12回島根県わがまち新聞コンクール」に取り組む。日本新聞協会主催の「第7回いっしょに読もう!新聞コンクール」もある。

 一方、教員、教育関係者、新聞社などで構成する自主的研究組織の島根県NIE研究会(有馬毅一郎会長)は、春夏秋冬の年4回、趣向を凝らしたセミナーを計画。新聞社から講師を招いた講話や研修会、実践校の活動発表などを予定する。春季セミナーは5月14日、松江市の山陰中央新報社で開く。また、教員免許状更新講習の中で、NIEアドバイザーが講師となったNIE講座も行う。

2016年4月27日 無断転載禁止

こども新聞