島根県NIE推進協議会が「20周年記念誌」発刊

20周年記念誌を手に、「NIEだけでなく、普段の授業の質的向上にも役立ててほしい」と話す有馬毅一郎県NIE推進協会長
寄稿や写真で足跡たどる

 島根県NIE推進協議会は、創立20周年記念誌『楽しくやろう! NIE』をこのほど発刊した。過去の実践指導者の寄稿を中心に、年表、写真やスクラップ記事で20年の歩みを振り返っている。

 同推進協は1995年7月に全国9番目の組織として発足後、毎年指定されるNIE実践校の活動をはじめ、自主的研究組織の県NIE研究会が主催するセミナーや研修会を支援、実践教員を全国大会に派遣するなどして、活動や実践者の質的向上を図ってきた。

 2003年には「第8回全国大会松江大会」を開催。「明日を生きる力はぐくむNIE~学校、家庭、地域とともに」のスローガンのもと、当時、過去最多となる600人の参加者を松江市に集め、大会を成功に導いた。

 記念誌では、小中高校の実践校指導者やNIEアドバイザー、新聞社関係者ら46人が、自らの実践活動を振り返り、「NIEは未来の光のような存在」「新聞は、学校の学びと社会をつなげるもの」など、NIEに対する熱い思いを寄せている。

 草創期から現在までの年表を載せているほか、スクラップ記事や写真をふんだんに使って、島根のNIE20年の足跡をたどっている。昨年11回目を迎えたメイン事業の「県わがまち新聞コンクール」や、記者派遣授業の実施状況なども網羅している。

 タイトルは、島根県NIEのキャッチフレーズ「楽しくなければNIEではない」から採った。

 A4判で700部作成、県内全小中高校や関係者に配布した。希望者には送料実費負担で応じる。申し込みは県推進協事務局、電話0852(32)3305。

 編集委員長を務めた有馬毅一郎県NIE推進協会長(77)は「記念誌の中にはNIE実践はもちろん、ふだんの授業へのヒントがたくさん含まれている。NIEだけでなく、授業の改善、質的向上にぜひ役立ててほしい」と話した。

2016年4月27日 無断転載禁止

こども新聞