女子ログ 同級生

 近所のスーパーに行くと、決まって同級生が立っているレジに並ぶ。何か用事があるわけではないが、レジを打ってもらいながら季節の話や互いの近況報告をする、その時間が好きだ。

 ある日、「そういえば、A君入院しているらしいよ」と別の同級生の話を聞いた。心配になり、近所の郵便局に行った。そこでも、同級生が働いている。A君と仲のいいその子に話を聞くと、大したことはないとのことで一安心した。そして、ここでも互いの近況について話し、年賀状の予約をして帰った。この時季に彼女に会うと、決まって年賀状の話題を出してくれるので、忘れっぽい私にはありがたい。

 ほどなく、今度は車検でまた別の同級生にお世話になった。車に疎い私は、いつもマイカーのことを彼に任せっぱなしである。

 町内に頼れる同級生がいてくれることは本当に心強い。皆それぞれ仕事をし、結婚をしたり、子供がいたりするが、中身は昔からあまり変わっていない気がする。変わらない同級生に立て続けに会い、「何だかいろいろ焦る必要はないよな」と、ふっと肩の力が抜けた。昔から知っている人に会うだけで、何だかホッとしてしまうのは、きっと、飾らない自分、ありのままの自分でいられるからだろう。そう感じるのも、それだけが年を重ねてきたからなのかとも思う。

 (島根県奥出雲町・バタフライ)

2016年11月29日 無断転載禁止