女子ログ クリスマス・ツリー

 11月末の日曜日、子どもと一緒にクリスマス・ツリーを居間に飾りました。心温まるエピソードを綴(つづ)りたいところですが、仕事と家事で毎日が綱渡りの私は、最初から最後まで怒りっぱなし。

 そもそも部屋が片付いていない。あちこちにオモチャや色鉛筆、折り紙の切れ端などが散乱。「これ誰がやったの! 全部捨てていいの!?」。ごみを拾って掃除機をかけるところからスタートです。

 次に物置部屋からツリーとオーナメントの箱を運びます。「そこ持ったらいけん! ぶつかる! ちょっと!」。箱を開けるのも大変。「あ、変なとこから開けんで! またこれにしまうんだから! 大人がやるから!」

 ツリーが出てきました。台に立て、折りたたんである枝を広げます。「ちょっと、下から丁寧にやって! そこはまだ!」。話を聞かずにオーナメントを広げる娘。散らばる何やらキラキラした粉。「あ、何かこぼれてる! ダメダメ!」。マイペースで飾り付けを進める息子。「そっちばっかつけんで! こっち何にもないよ!」。いよいよ電飾をつなぎます。「もっとぐるっと回して!」「あ、勝手にコンセントささんで! 違う違う!」

 最後にまた掃除機をかけ何とか整いましたが、何十回「ちょっと!」と言ったでしょう。でも子どもたちはケロリとしたもの。将来「お母さんうるさくて面白かったね」なんて思い出されるのかな。(出雲市・海苔蔵)

2016年12月9日 無断転載禁止