中2窪田さん(熊本)ら表彰 新聞記事感想コンクール

 家族や友人と新聞記事を読んで話し合った感想を募る第7回「いっしょに読もう!新聞コンクール」(日本新聞協会主催)の表彰式が10日、横浜市中区の日本新聞博物館で開かれ、熊本市立白川中2年窪田絢水さん(14)ら小中高各部門の最優秀賞受賞者に賞状と記念盾が贈られた。

 熊本地震に遭遇した窪田さんは、心臓病を患う熊本市の男性が、被災者に笑顔を取り戻してもらおうと「笑いヨガ」の普及に取り組んでいることを紹介した熊本日日新聞の記事を読んだ。母と感想を話し合い「震災のつらさが和らぎ、熊本復興への階段を上れた気がした」と書いた。

 窪田さんは10日、執筆記者と対談し「避難所に行ってからまた笑える日が来るとは思っていなかった。新聞に励まされた」と話した。

 小学生部門は、埼玉県鶴ケ島市立栄小4年須藤貴海君(10)。東日本大震災の津波で児童74人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小について伝えた朝日小学生新聞の記事を読み、遺族が震災を通して「学んだことをこれからに生かしていくことで、亡くなった子どもたちに意味を与えようとしている」と感じたという。

 高校生部門は、椙山女学園高(名古屋市千種区)2年森亜理朱さん(17)。死者と記憶を題材に、米国のオバマ大統領が5月に広島を訪問した際のスピーチを取り上げた中日新聞の寄稿記事を読み、母を亡くした自らの過去と向き合った。

 また、韓国と北朝鮮の女子体操選手2人が仲良くスマートフォンで「自撮り」した画像がインターネット上で話題を呼んでいることを報じた朝日新聞の記事を取り上げ、「HAPPY NEWS賞」を受賞した立命館守山中(滋賀県守山市)1年の阿部瑞希さん(12)も表彰された。

2016年12月12日 無断転載禁止

こども新聞