女子ログ ティータイム

 「大人になったらお父さんと晩酌するのが夢」という世の娘や息子たちがいるけれど、私もその一人だった。成人し、父や家族と楽しくお酒を飲めることがうれしい。だが、今の私にはそれ以上に楽しい時間がある。祖母とのティータイムだ。

 同居しているので毎日顔を合わせては何らかの言葉は交わすのだが、この時は煎茶やコーヒーを飲みながら「会話」をする。

 祖母の「お茶でも飲むかね?」の一言が誘いの合図。最近お互いの近況、例えば婦人会で遠足に行った話や、今読んでいる本のこと、また世間を騒がせているニュースや、家族やご近所さんのことなど、向き合うと、普段より深い話ができる。いつもはあまり感情を表に出さない祖母が、「聞いて、聞いて」とばかりに話してくれるのがうれしい。この30、40分ほどのひと時が大好きだ。

 先日、久しぶりに開催したティータイム。町内の文化祭で買ってきたといういびつな形のドーナツと、私がいれたインスタントコーヒーを交互に口にしながら、私の仕事の愚痴や、兄夫婦の赤ちゃんのことなど、話は尽きない。

 80歳が近いのに、家事や農作業を毎日フルパワーでこなす祖母。無理しなくていいから、長生きして、ティータイムをもっともっとたくさん開催しようね。

 (松江市・ほっとちょこ)

2016年12月14日 無断転載禁止