輝(き)らりキッズ 50メートル平泳ぎ 堂々全国3位に輝く

練習に励む上府真人君=浜田市黒川町、市室内プール
 「次は優勝(ゆうしょう)」練習に励(はげ)む

     Jr(ジュニア)五輪水泳4回連続の出場

         上府 真人(かみこう まなと)君 (浜田・松原小5年)

 夢(ゆめ)はオリンピックの金メダル―。浜田(はまだ)市立松原小学校5年の上府真人(かみこうまなと)君(11)=浜田市殿(との)町=が8月下旬(げじゅん)に東京都であった全国JOC(ジェイオーシー)ジュニアオリンピックカップ夏季水泳大会の10歳(さい)以下男子50メートル平泳ぎで、全国49人中、3位に輝(かがや)きました。4度目の同大会で獲得(かくとく)した初の全国タイトルの喜びをかみしめながら、さらなるレベルアップを目指し、練習に励(はげ)んでいます。

 浜田スイミングスクールに在籍(ざいせき)する上府君は、3歳の時、両親に勧(すす)められてプールに通い始めました。今では練習漬(づ)けの毎日ですが、始めた当時は「なんだかいつも緊張(きんちょう)して泳いでいた」と振(ふ)り返るように、水泳が楽しいと思ったことはなかったそうです。

 本腰(ほんごし)を入れ始めたのは、7歳の時。幼少(ようしょう)の時から一緒(いっしょ)に水泳を習っていた友達と泳ぎのスピードを競い合うようになったことがきっかけでした。「負けないように、もっと速くなりたい」。スクールの子どもたちをライバルとして意識(いしき)すればするほど、負けず嫌(ぎら)いの性格(せいかく)に火が付いて、水泳と真剣(しんけん)に向き合うようになりました。

田原博志コーチ(左)からアドバイスを受ける上府真人君=浜田市黒川町、市室内プール
 全国JOCジュニアオリンピックカップは春と夏の2回開催(かいさい)されます。上府君は9歳の昨年1月、県予選の50メートル平泳ぎで、当時の標準(ひょうじゅん)記録の39秒68を突破(とっぱ)。3月の本戦に臨(のぞ)みましたが、結果は59人中の47位と悔(くや)しさの残る結果でした。

 4回連続出場となった今年8月の大会は10歳以下として出場できる最後の大会で、「必ずメダルを取る」と意気込(ご)んで臨みました。レース後半にギアを上げる粘(ねば)りで、予選では自己(じこ)ベストの35秒05を記録。決勝もゴール直前まで首位を維持(いじ)しましたが、わずかの差で3位でした。

 現在(げんざい)は学校が終わった後、浜田市黒川町の市室内プールに週6日通い、水のかき方やキックなどを意識しながら、練習をこなします。「普段(ふだん)は明るいけれど、水泳のことになると泣きながらでも練習する」と話すのは、小学1年生の時から上府君を指導している田原博志(たばらひろし)コーチ(63)。「フォームのバランスが良く、酸素(さんそ)を取り込む能力(のうりょく)にたけている」と将来(しょうらい)に期待を込めます。

 12月7日で11歳になった上府君は次回の春季大会から11、12歳以下の部で出場し、年上の選手とも競わなければなりません。「もっと自分に厳(きび)しく取り組んで、次は優勝(ゆうしょう)する」。持ち前の負けん気の強さで、表彰(ひょうしょう)台の頂点(ちょうてん)に立つと誓(ちか)いました。

≪プロフィル≫

【好きな教科】社会科、特に歴史

【好きな食べ物】おばあちゃんが
     作ってくれる大学芋(いも)

【将来の夢】オリンピックで
    金メダルを取ること!

2016年12月14日 無断転載禁止

こども新聞