女子ログ うちげの動物たち

 ひょんなことから、生まれて初めて子猫を飼い始めた。飼育本を片手にオロオロしていた時、「女子ログ」執筆のお話を頂いた。目の前には予想外の行動をするモフモフな生き物。それも神秘の黒猫。ネタにはもってこいだ。今後、いろんなエピソードを生みそうな気がする。本来、毎回いろんなテーマで書くべきかもしれないが、私の女子ログテーマは初回から一貫して「うちげの猫」になった。

 執筆していると当の「本猫」が決まって邪魔しに来る。パソコンのキーボードにあおむけになってうねうねするわ、横から勝手にキーを押すわ。「もうっ、カワイイやつめ♪」と、イチャイチャしながら書いている。すると、猫にだけでなく、書いた原稿にも愛情がわいてくる。これって、書き手として何げに大事なことなんじゃないか。優しい気持ちで書いた文章には優しい気持ちがこもり、とがった気持ちで書いたものはとげとげしくなる、と改めて気付いた。己の心情と文章は、きっと合わせ鏡なんだろう。

 そうこうするうち、子犬と、さらに生後間もない子猫までやって来た。水槽にはナマズとヨシノボリまでいる。こうなると、テーマはもはや「うちげの動物たち」か。

 掲載日には「あんたらのことが載っちょるよ」と読んで聞かせる。みんな、照れながら喜んでいるようである。

   (安来市、あのねチョビ)

2016年12月20日 無断転載禁止