女子ログ 「べっぴんさん」の好きなとこ

 NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」を欠かさず見ている。通称「朝ドラ」は女性が主役。毎回、ヒロインが何かに挑戦し、困難に立ち向かう姿が描かれる。今期の「べっぴんさん」は、これまで見てきた中でもワクワク度がかなり高い。

 まず、テンポがいい。ヒロインすみれが縫い物の腕を生かして次々と成功していくので、自分がまるで疑似体験をしているかのようにうれしくなる。

 この年になると、つらい、悲しいといったマイナス要素は排除し、ただ前へ進みたくなる。すみれにも苦労や問題はあるのだが、それを前面に出して描かれることがなく、サクサクとクリアしていく展開がとてもいい。

 次に、すみれのキャラクターだ。一見ほんわかとした性格に見えるが、強い信念を持っている。戦争中、家を失い、なかなか帰らない夫を待ちながら子供を育てる。どんな問題があっても、一度決めたらやり遂げる。その姿勢が、さまざまな人の協力を呼び、一つずつ成功を収めていくのだ。すみれのひたむきな姿は見ていて気持ちがいい。

 「やりたいことに挑戦してみなさい」と、日頃、「何か足りない」と感じている私の背中を優しく押し、「このままじゃいけない」というちょっとの焦りと、「自分にも何かできるかもしれない」という大きな希望を与えてくれている。

(出雲市・青い鳥)

2016年12月27日 無断転載禁止