輝(き)らりキッズ ラジオ体操で地域が元気に

学習を楽しむ和田絆愛さん=大田市三瓶町、志学小学校
住民次々参加 楽しい朝

    難波利三(なんばとしぞう)・ふるさと文芸賞

     特選エッセー 和田 絆愛(はんな)さん (大田・志学小4年)

 大田市温泉津(ゆのつ)町出身で直木(なおき)賞作家の難波利三(なんばとしぞう)さんの功績(こうせき)をたたえて設(もう)けられた、第17回「難波利三・ふるさと文芸賞」の小学生の部で同市立志学(しがく)小学校4年の和田絆愛(はんな)さん(9)が特選に選ばれました。「地いきが元気になったラジオ体そう」と題して、地域(ちいき)の人とのつながりなどをつづった作品で、「賞をとった時はすごくびっくりした。頑張(がんば)って書いたかいがあった」と喜んでいます。

 読書が好きという和田さんは、ふるさと文芸賞については3年生の時から作品を制作(せいさく)しており、「今年も挑戦(ちょうせん)してみよう」と思い、作品を書きました。

 今年の夏休みに行ったラジオ体操(たいそう)をテーマにしました。小学生が2人だけという自治(じち)会で、学校近くにある郵便局(ゆうびんきょく)の駐車場(ちゅうしゃじょう)で実施(じっし)しました。

竹腰創一市長(右)から表彰状を受け取る和田絆愛さん=大田市大田町、市民センター
 7月下旬(げじゅん)から8月下旬に行ったというラジオ体操は続けていくうちに住民らが続々と参加しました。1週間が過(す)ぎると18人となり、最高で28人が集まったといいます。

 作品では「出会ってもあいさつをするだけだった地いきの方と話をすることもふえました」「地いきがつながっていくみたいでうれしくなりました」「地いきの方といっしょに、おおぜいで楽しむ朝に変わった今年の夏休みのラジオ体そう…。なんだかふしぎでした」などと地域のふれあいを表現(ひょうげん)しています。

 小学生の部には17点の応募(おうぼ)があり、難波さんらが特選と入選作品を選びました。和田さんの作品はラジオ体操の参加者が増(ふ)えていく様子が丁寧(ていねい)にきちんと書かれているところなどが高い評価(ひょうか)を受けました。

 ふるさと文芸賞の授賞(じゅしょう)式がこのほど、大田市大田町の市民センターであり、竹腰創一(たけごしそういち)市長から表彰状(ひょうしょうじょう)を受け取りました。同級生たちは特選の受賞に対して「すごい」と驚(おどろ)いていたようです。

 今回の受賞作品について、和田さんは構成(こうせい)などを考えながら何度も書き直しました。「今年のラジオ体操は地域とたくさんかかわることができた」と振(ふ)り返ります。

 「ふるさと文芸賞に限(かぎ)らず、またテーマを見つけて作品づくりに挑戦したい」と意欲(いよく)を示(しめ)しました。 

≪プロフィル≫

【好きな食べ物】ハンバーグ

【好きな科目】算数と体育

【好きなスポーツ】スキーと体操

2016年12月28日 無断転載禁止

こども新聞