錦織 7年連続初戦突破

【男子シングルス1回戦】アンドレイ・クズネツォフと対戦し、リターンする錦織圭=メルボルン(共同)
 【メルボルン=本紙特派員・藤井俊行】テニスの全豪オープン第1日は16日、メルボルンで行われ、男子シングルス第5シードの錦織圭(日清食品)は1回戦で世界ランキング48位のアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)を5-7、6-1、6-4、6-7、6-2で退けた。

 錦織は2番目の規模のハイセンスアリーナの開幕試合で登場。第4セットのタイブレークで競り負け、初戦からフルセットの苦しい戦いとなったが、最終セットは攻撃的なプレーを見せ、3時間34分の熱戦を制した。

 2回戦は世界72位のジェレミー・シャルディー(フランス)と対戦。対戦成績は錦織が4勝2敗と勝ち越している。


 <一問一答> 本当にタフな試合

 苦しみながら7年連続の2回戦進出を決めた錦織圭は、リラックスした表情で試合後の記者会見に臨んだ。初戦から3時間34分に及ぶ激戦となり、前哨戦で痛めた左臀部の不安に加え、疲労の蓄積が心配される中「長い試合でしっかり勝てたので自信になってくれる」と前向きに捉え、「もちろん優勝する気で臨んでいる」と今後の戦いを見据えた。


 -厳しい1回戦だった。

 「第4セットで終わらせておくべきだった。本当にタフな試合だった。第5セットは集中できていいプレーができた」

 -ボールを持ち上げるのが大変だった。

 「あそこまでフラットで打ってくる選手は少ない。対応しきれていなかった。最後、ようやく攻撃的なプレーを仕掛けられた。左右に振るのは最後まで意識していた。作戦の一つでもあったのでなるべく散らすようにしていた」

 -状態は。

 「フィジカル的には全く問題ない」

 -試合中に余裕は。

 「最後までそこまで余裕はなかった。普段ならあるが、どこのゲームで変化をつけるかとか、最初の数ゲームでは特に考えながらやっていたので」

 -地元メディアで優勝候補の3番手に挙げられている。

 「トップの選手に近づいてきていると感じるし、もちろん優勝する気で臨んでいる」

 -2回戦はシャルディーと対戦する。

 「すごく展開が速い選手なので作戦をしっかり持って戦わないといけない。そんなにラリー戦にはならないと思う」

2017年1月17日 無断転載禁止