(1月15日~21日)島根

 ◆古代歴史文化賞の受賞者らが松江でシンポ 

 第4回古代歴史文化賞の決定を記念し15日、受賞した関東学院大の田中史生教授らによるシンポジウム「日本海をめぐる交易と出雲・石見・隠岐」が松江市内であった。出土した土器などを例に、古代島根が東アジアや日本各地と結びついていたことが示された。

 ◆インドのエンジニアら11人が就業体験

 中海・宍道湖・大山圏域と交流を進めるインド南部・ケララ州のITエンジニアや理工系学生ら11人が来日し16日、松江、出雲両市の企業で就業体験を始めた。2015年12月に、同圏域市長会や経済団体がケララ州政府などとの間で交流拡大の覚書を締結して以降、初の本格的な人的交流となった。

 ◆飯南町長に山碕氏が無投票で4選

 任期満了に伴う飯南町長選が17日告示され、無所属で現職の山碕英樹氏(65)=3期=のほかに立候補がなく、旧頓原、赤来両町による合併直後の2005年以来となる無投票での4選が決まった。山碕氏は財政再建や定住推進といった成果を強調し、町内事業所の人材確保などに取り組むとした。

 ◆奥出雲の日刀保たたらで火入れ式

 国内で唯一、日本古来の製鉄技術のたたら製鉄を営んでいる奥出雲町大呂の日刀保たたらで18日、火入れ式があり、2017年の操業が始まった。16年に「出雲國たたら風土記」が日本遺産に認定されてから初の操業で、関係者は良質な玉鋼作りに打ち込む決意を新たにした。

 ◆安来市民体育館など5施設で倒壊の恐れ

 旧耐震基準で1981年以前に建てられた大規模施設の耐震診断結果を公表する義務に基づき、県と出雲市は19日、管轄する体育館や病院など対象計24施設の結果を明らかにした。5施設で震度6強以上の地震に対する耐震性が不足し、うち安来市民体育館など3施設で「倒壊・崩壊する危険性が高い」とした。
共同研究会の設立会見で手を取り合う、左から近藤宏樹市長、松浦正敬市長、鈴木雅博町長=松江市殿町、松江歴史館
5施設共に耐震改修を実施済みか計画、検討中という。

 ◆邑南町が総務省ふるさとづくり大賞で優秀賞

 総務省は20日、地域活性化に取り組む団体や個人を表彰する2016年度の「ふるさとづくり大賞」を発表し、邑南町が大賞に次ぐ優秀賞を獲得した。「日本一の子育て村構想」などの定住対策を進め、転入が転出より多い社会増を13年度から3年連続で達成したことが評価された。

 ◆松江市、安来市、愛知・大口町が吉晴共同研究会を設立

 松江開府の祖・堀尾吉晴(1543~1611年)ゆかりの松江市、安来市、愛知県大口町が17日、「堀尾吉晴公共同研究会」を設立した。全国に呼び掛けて史料を収集、精査し、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の天下人3人に仕えた傑人の功績を明らかにする。2020年度を目標に結果をまとめ、大河ドラマの誘致などを目指す。

2017年1月23日 無断転載禁止