(1月15日~21日)鳥取

半世紀ぶりによみがえった幻の大宮炭=鳥取県日南町印賀
 ◆大宮炭、半世紀ぶり復活

 たたら製鉄で栄えた日南町大宮地区の住民有志グループ「大宮炭焼き窯同好会」(古都純孝代表)が、1970年代初めに姿を消した幻の大宮炭を、ほぼ半世紀ぶりによみがえらせた。高齢化率50%超、限界集落化がじわじわと進む中で一念発起し、試行錯誤を重ねて黒炭窯を完成させ、15日に待望の初窯出しにこぎ着けた。今春に生産体制にめどを付け、復活ブランドとして売りだす予定だ。

 ◆米子城天守、最古の写真

 1872(明治5)年ごろの米子城(米子市久米町)の姿を収めた貴重な写真が米子市教育委員会の調査で見つかったことが17日までに分かった。これまで市教委が確認したもので最も古く、現存していない天守の全体像が分かる写真は初めて。五重の天守とともに本丸に築かれていた四重櫓(やぐら)の姿はなく、この時点までに壊されていたことも新たに分かった。国史跡・米子城跡の保存活用に向け、研究に弾みが付きそうだ。

 ◆やよいデパート、解体し駐車場へ

 運営する協同組合が2016年1月に経営破綻したのに伴い、閉店した米子市角盤町1丁目の大型店「やよいデパート」の土地と建物を、不動産管理会社アバロン(米子市加茂町2丁目)が取得したことが17日までに分かった。平面駐車場にする方針で、今後周辺の事業者や不動産所有者と協議した上で、建物の解体作業に入る。

 ◆干拓地調整池に水上メガソーラー

 彦名(米子市彦名新田)、弓浜(境港市中海干拓地)の両干拓地にある農業用調整池に設置された水上式の大規模太陽光発電施設(メガソーラー)が、売電を始めた。二つの池を管理する米川土地改良区(薮内明理事長)が、京葉プラントエンジニアリング(千葉県市川市)に運営を委託。最大出力は計1540キロワットで、水上式太陽光発電施設の稼働は県内では初めてとなる。17日は彦名の調整池で見学会があった。

 ◆鳥取の女性、子育てしやすい

 県は19日、女性のストレス要因に関する調査結果を発表した。県内の女性は東京や大阪と比べ、妊娠から子どもの教育まで、子育てがしやすいと受け止めている半面、親の介護や職場・仕事環境に強いストレスを感じている傾向が浮かび上がった。県は、良い点は積極的に情報発信して移住・定住対策に役立て、悪い点は施策に反映させて不安解消に取り組む。

 ◆子牛、過去最高の102万1175円

 県中央家畜市場(琴浦町湯坂)で19日、2017年の子牛の初競りがあり、雌牛、去勢牛を合わせた1頭当たりの平均価格が過去最高の102万1175円となった。産肉能力の高い県基幹種雄牛の子牛が多数上場され、競り値をつり上げた。100万円の大台超えは、1995年に県内市場が一本化されて以来、初めて。

2017年1月23日 無断転載禁止