インドの産業展初出展 経済交流1周年記念

 中海・宍道湖・大山圏域市長会(会長・長岡秀人出雲市長)は、2015年12月にインド南部ケララ州と経済交流の覚書を締結してから1周年を記念し、2月2~4日に同州で開かれる産業展に、ブースを初出展する。圏域内の企業4社がインドで取り組む環境保全事業や自社製品を紹介するなどし、同国でのビジネスマッチングの促進を図る。

 出展は中海・宍道湖・大山ブロック経済協議会(会長・三吉庸善出雲商工会議所会頭)、山陰インド協会(会長・山根常正山陰中央新報社会長)との共催。

 国際協力機構(JICA)の支援を受け、インド国内で環境保全事業に取り組む松江土建(松江市)、三光(境港市)、大成工業(米子市)が事業内容を説明。鳥取県大山町に工場を構えるマッサージチェア製造のファミリーイナダ(大阪市)は最新機器を紹介する。会場内では4社の代表者を含む同圏域の官民16人が来場者に対応し、観光、農業、ITが盛んな点など同圏域とケララ州の共通項をPRし、交流拡大を目指す。

 出展に合わせ、3団体は1月29日から8日間の日程で視察団を派遣。長岡市長を代表、山陰インド協会の古瀬誠名誉会長を団長とした経営者や行政、大学の関係者ら20人がケララ州政府幹部、在インド日本大使館の平松賢司駐印大使と面談。インドの経済情勢を聞き、今後の事業展開に生かす。現地の経済団体である印日商工会議所ケララやAOTSケララ、首都ニューデリーで働く山陰出身者とも親睦を深める。

 山陰両県とケララ州は、松江発のプログラミング言語「Ruby(ルビー)」をテーマにしたIT技術者の交流や、島根大学の学生交流、共同研究促進の覚書締結など、幅広い交流を展開している。

2017年1月26日 無断転載禁止