益田で万葉かるた札取り合い白熱 心と耳を研ぎ澄ませ 

素早く札を取り合う参加者
 島根県益田市に生誕と終焉(しゅうえん)にまつわる伝承が残る万葉歌人・柿本人麻呂(人麿)にちなんだ「第35回柿本人麿万葉かるた大会」が29日、同市元町の市民学習センターで開かれ、参加者が張り詰めた雰囲気の中で読手(よみて)の声に耳を澄ませ、札を取り合った。

 益田ライオンズクラブと同市かるた協会が競技かるたの普及を目的に毎年開いている。地元や津和野町、吉賀町、松江市、出雲市から約120人が参加した。

 3人一組の団体戦は小学校低学年(1~4年)、同高学年、中学校、高校一般、高齢者の5部門に25チームが出場。小学生の初心者は五色かるたを使い、個人戦に臨んだ。

 参加者は畳の上に並べた札を挟んで向かい合い、読み上げられる上の句に集中し、下の句の札に素早く手を伸ばした。

 団体戦小学校高学年の部で優勝した益田市立益田小学校主将の間野颯太君(11)=6年=は「日頃の練習の成果が出せた。チームワークの良さが勝因だと思う」とほほ笑んだ。

2017年1月30日 無断転載禁止