バドミントンS/Jリーグ 合銀女子に赤い応援

体育館を真っ赤に染め、女子の地元チーム・山陰合同銀行に声援を送る観客
 バドミントンの国内最高峰「S/Jリーグ」の松江大会が29日、松江市学園南1丁目の市総合体育館で開かれ、リーグに初めて参入し「ホーム初戦」に臨む女子の山陰合同銀行を後押ししようと、大勢の観客がスタンドをチームカラーの赤色に染めた。待望の初勝利はならなかったが、強豪相手に奮闘する選手に最後まで熱いエールを送った。

 トップリーグの県内開催は7年ぶり。観客は2千人を数えた。安来市のバドミントン教室に通う佐伯美恵子さん(66)=安来市宮内町=は教室の仲間14人と共に貸し切りバスで会場入り。「初勝利に期待してきた」と興奮気味に話し、赤い応援バルーンをたたいた。

 強豪・北都銀行との一戦は、1試合目の第1ダブルスからラリーの応酬に。高速のシャトルに食らいつく山陰合銀ペアの動きにスタンドはくぎ付けになり、ポイントを奪うと「もう1本」と歓声を上げた。

 2試合目のシングルスでは漆崎真子選手(24)が第2セットに一時、5-0でリード。観客の興奮は最高潮になった。

 奮闘も及ばず、チーム初勝利はお預けになったが、観客は選手を称賛。松江商業高校2年で、女子バドミントン部主将の今川友歌さん(17)は「負けたのは残念。でも粘って取るプレーは、私も背が低いのでまねしたい」と話した。

 県バドミントン協会副会長の日野泰三さん(73)=松江市上乃木4丁目=は「ちょっとの差だった」と分析。男子の日立情報通信エンジニアリングのダブルスに登場し、チームの勝利に貢献した塚本好喜選手(25)=出雲市出身=にも触れ、「見どころのあるプレーがたくさんあり、子どもたちが一番喜んでいた。参考にしてほしい」と、地元でのバドミントンのさらなる盛り上がりに期待した。

2017年1月30日 無断転載禁止