女子ログ トランプ対策

 トランプ新政権がスタートした。日本をはじめとする他国への批判は相変わらず、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱、メキシコ国境での壁建設は現実化し始め、「横暴な言動や態度は選挙用で、本当は別の顔があるのかも」という淡い期待は吹き飛んだ。地元のニュースではメキシコ系の住民が家を捨てて出て行って、その家を銀行が差し押さえ物件として破格の値段で売りに出しているなどと報じている。

 職場では政治の話題はほぼ出なくなった。不支持者はもうあきれているというか、臭いものにふたをするという感じ。一方、支持者は意気揚々。アルバイトで来ている強烈なトランプ支持者の50代白人男性は、「トランプが政治を変えてくれる!!」と目を輝かせている。

 国家や大企業ほど早急に対応を迫られるような影響はなくても、いずれ私たちの生活にも何らかの変化があるはず。夫と作戦会議を開いたら「トランプ政権はうまく機能せず、いずれ経済が悪くなるのでは」と予想が一致した。いずれ来るであろう悪影響に備え、投資用に購入した中古住宅を、売り手市場の今のうちに売却し、車や奨学金などもろもろのローン返済に充てることにした。幸い夫の親戚から購入の申し出があり、早々にめどがついた。

 何もかもが予想通りにはならないだろうが、しばらくは様子見の状態が続きそうだ。

 (松江市出身、米国フェニックス在住・サボテン)

2017年2月4日 無断転載禁止