(1月29日~2月4日)島根

 ◆安来、雲南両市が中電と原子力安全協定締結へ
 中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)から30キロ圏にある安来、雲南両市が中電と原子力安全協定を2月に結ぶ方針を固めたことが1月30日、分かった。鳥取県や境港、米子両市など、既に締結済みの周辺自治体並みの内容となる見通しだ。立地自治体の島根県と松江市に加え、鳥取県側を含めた30キロ圏の全自治体が中電と協定を結ぶ形となる。

 ◆県学力テスト結果、中学生の国語・数学落ち込む
 県教育委員会は1月30日、小学3年~中学2年の計約2万6千人を対象に行った2016年度県学力テストの結果を公表した。苦手だった小数の計算など算数を中心に小学生の正答率はおおむね高かったが、中学生の国語と数学は落ち込んだ。併せて行った学習調査では、中学生の学習時間が小学生より少ない実態が依然改善しておらず、県教委や学校の指導力が問われる結果となった。

 ◆死亡の男不起訴、県大生殺害、捜査終結
 2009年11月、県立大1年の平岡都さん=当時(19)=の遺体が広島県内の山中で見つかった事件で、松江地検は1月31日、遺体発見直後に事故死し、殺人と死体損壊・遺棄の疑いで書類送検された益田市在住の会社員矢野富栄(よしはる)容疑者=同(33)=を容疑者死亡で不起訴処分にした。同日、島根・広島両県警合同捜査本部は解散し、犯行の経緯や動機、証拠などの全容が明らかにならないまま、発生から7年3カ月で捜査は終結した。

 ◆松江市、水道料金2020年一本化
 松江市上下水道局は2日、簡易水道を上水道に事業統合するのに伴い、2018年1月1日から簡易水道地区の水道料金を段階的に改定し、20年1月1日に上水道料金に一本化すると発表した。統一によって現行より月千円以上の負担増となる世帯があり、周知期間などを確保する必要があるとして、改定時期を予定より9カ月先送りした。

 ◆松江市、中海遊覧飛行場整備へ
海老谷桜の本体部の撤去作業に当たる作業員ら=浜田市三隅町向野田
 中海振興の一環として、水陸両用飛行機で中海を離着陸する遊覧飛行事業を誘致する松江市が、同市上宇部尾町の湖畔にサイクルステーション(休憩所)を併設した「飛行場」を整備することが3日、分かった。広島県尾道市の企業が6月ごろから営業運航を始める見通しとなり、市は今年秋に着工、来年春の運用開始を目指す。大山を眺望できる立地を生かし、水上スポーツや野鳥観察の拠点施設としても活用する。

 ◆海老谷桜、本体部を撤去
 浜田市三隅町向野田で1日、腐朽が進んだ市指定天然記念物「海老谷桜」の本体部の撤去作業が行われた。倒木の危険性が高まったことや、根元から伸びる若木(側枝)を守るため、市が実施。手入れを続けてきた地元住民ら約10人が駆け付け、地域のシンボルだった巨木に別れを告げ、若木の成長を願った。

2017年2月6日 無断転載禁止