インド・ケララ産業展 出展4社に高い関心

 中海・宍道湖・大山圏域市長会や経済団体と経済交流協定を結ぶ、インド南部・ケララ州で2~4日の3日間、同州政府などが主催する産業展が開かれ、同圏域の企業4社がブースを初出展した。世界32カ国のバイヤー660人を含む計約1500人が来場し、4社の事業にも高い関心が寄せられた。

 インドでごみの堆肥化や水質保全などの環境事業を展開する松江土建(松江市)、三光(境港市)、大成工業(米子市)と、鳥取県大山町に工場を構えるマッサージチェア製造のファミリーイナダ(大阪市)の4社が出展した。

 このうちファミリーイナダは、最新鋭の製品を展示。健康医療器具などの販売会社のバイヤーが高い関心を寄せ、機器の説明を受けた。インド国内では、日本ほどマッサージチェアが普及していないものの、ファミリーイナダの稲田壮秀取締役は「富裕層の健康志向は強く、商機は十分にある。未開拓のインド市場への進出を果たしたい」と意気込んだ。

 産業展への参加は中海・宍道湖・大山圏域市長会、中海・宍道湖・大山ブロック経済協議会、山陰インド協会の3団体が、2015年12月に同圏域とケララ州との経済交流協定締結後、1周年を記念して共同で企画。産業展期間中は3団体の計20人で編成する視察団が同州政府のモイディーン産業大臣らと懇談。経済交流拡大に向けた連携強化を確認した。

 視察団代表を務めた同圏域市長会の長岡秀人会長(出雲市長)は7日、出雲市内であった市長会総会で「想像以上に多くの人がブースを訪れ、大きな反響があった」と成果を強調した。

 日本、インド両政府は「日印文化協定」の締結60周年となる17年を「日印友好交流年」と位置づけ、今回のブース出展を記念事業の一つに認定している。

2017年2月8日 無断転載禁止