山陰合銀 粘って残留 バドミントンSJリーグ

シングルスで勝利した山陰合同銀行の漆崎真子=代々木第二体育館
 バドミントンのS/Jリーグ女子の山陰合同銀行は12日、東京・代々木第二体育館で最終戦を行い、昨季7位の岐阜トリッキーパンダースを2-1で下して初勝利を挙げ、昇格2季目となる来季の残留を決めた。前日の試合で初勝利を挙げた岐阜と、1勝6敗で並んだ山陰合銀は、シーズンを通じたシングル、ダブルスの勝利数で決まるマッチ率で上回り、8チーム中7位となった。

 山陰合銀は第1試合のダブルスで日本ランキング13位の横山めぐみ、久後あすみ組が先勝。続くシングルスで日本15位のエース漆崎真子が、同33位の選手にストレート勝ちした。

最終戦 初勝利飾る 笑顔と涙でチーム一丸

 シングルス第2ゲームのジュースで迎えた山陰合同銀行のマッチポイント。相手のショットがサイドラインを割ると、コートでエース漆崎真子は泣き崩れ、ベンチは歓喜で躍り上がった。昇格1季目で、1993年の創部以来25年目にして手にしたトップリーグ初勝利。来季の残留が決まり、山田真央主将は「負け続けて苦しい中でも諦めなかった結果」と胸を張った。

 8チーム中、唯一未勝利の最下位で迎えたものの、勝てばマッチ率で上回り、残留が決まる一戦。シングルスの漆崎は今季未勝利だったが、フットワークの良さを生かし、ラリー戦で優位に立った。

 第2ゲームは、18-20、19-20、ジュースの後の20-21と、相手にゲームポイントを握られながら「ラリーをすればチャンスはある」と粘り、23-21で逆転勝利。「貢献できてよかった」と苦しかったシーズンの胸のつかえを下ろした。

シングルスで勝利した漆崎真子(10)を迎える山陰合同銀行の選手たち=代々木第二体育館
 ダブルスの横山めぐみ、久後あすみペアは、この日の勝利を含め、今季チーム最多の4勝。山田、小林美紀ペアは最後の試合で敗れたものの、開幕戦で挙げた初勝利はチームを勇気づけた。

 その積み重ねが、残留確定の7位と、入れ替え戦に回る8位とを分けた「マッチ率」につながり、笑顔と涙でチーム一丸となって戦ったシーズンを締めくくった。

2017年2月14日 無断転載禁止

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