6校が事例発表、参加者が意見交換 出雲で冬季セミナー

実践者の発表に熱心に聞き入る参加者たち
 教育に新聞を生かす取り組み「NIE」の冬季セミナーが18日、出雲市斐川町上庄原の山陰中央新報製作センターであった。NIE実践指定校の小中学校、高校計6校が実践事例を発表。教員、新聞記者ら参加者28人が意見交換した。

 実践1年目の出雲市立荘原小学校の槇原将人教諭(26)は5年生の社会の授業に米国の環太平洋連携協定(TPP)離脱の記事を用いた例を挙げ、「児童が日本の課題を教科書の上でなく、現実に起きている事として捉えることができた。新聞は興味、関心を引き出す効果的な素材」と発表した。

 実践3年目の安来市立荒島小学校は、担任が学校図書館司書と司書教諭、NIE担当教諭と連携し、全学年で取り組む仕組みを作ったことを報告。2年目の松江市立女子高校は進路選択を控えた生徒が奨学金に関する記事を素材に、自らも直面する課題を学んだ事例を報告した。

 セミナーは県NIE研究会、県NIE推進協議会が年4回開催している。

2017年2月19日 無断転載禁止

こども新聞