松江城大茶会1万2300人 堪能優雅に秋薫る一服

和やかな雰囲気の中で紅茶を味わう来場者=松江市殿町、松江城山公園
 日本三大茶会の一つで城下町・松江の秋を彩る「第33回松江城大茶会」(山陰中央新報社主催)が2日、閉幕した。最終日は秋晴れの下、松江市殿町の松江城山公園など4会場に大勢の市民や観光客が訪れ、開催2日間で計1万2300人が茶の湯の世界を堪能した。

 薄茶5(不昧流不昧会、三斎流、不昧流大円会、裏千家、武者小路千家)、煎茶3(羽楽流、小笠原流、素心流)、濃茶1(光明寺翔龍会)、紅茶1(方円流)の計10流派が茶席を設けた。

 方円流は初めて、山陰インド協会を通じて入手した最高級ダージリン茶葉「セカンドフラッシュ」を使用。来場者は、宍道湖の夕日をイメージしてオレンジを入れたシフォンケーキとともに、優雅なひとときを楽しんだ。

 出雲市斐川町美南の会社員、尾添幸子さん(42)は「紅茶とオレンジのいい香りがした。苦みがなく、子どもたちと一緒に楽しめた」と笑顔だった。

2016年10月3日 無断転載禁止