輝(き)らりキッズ ドッジボール高角ファイターズ 攻守両面頼れるエース

勢(いきお)いよくボールを投げる湊柚姫さん=江津市嘉久志町、高角小学校体育館
合同チームで全国を経験(けいけん)

    悔(くや)しさバネ飛躍(ひやく)誓(ちか)う

     湊 柚姫(みなと ゆずひ)さん (江津・高角小5年)

 高角(たかつの)小学校(江津(ごうつ)市嘉久志(かくし)町)の5年湊柚姫(みなとゆずひ)さん(11)は、地元の小学生ドッジボールチーム「高角ファイターズ」のエースアタッカーです。昨年12月には江津、雲南(うんなん)両市の女子児童17人でつくる合同チーム「S(エス).K(ケー).T(ティー)」の中心選手として、群馬(ぐんま)県で開かれた第3回全日本女子総合(そうごう)選手権(けん)大会に出場。大舞台(ぶたい)も経験(けいけん)し、一層(いっそう)の飛躍(ひやく)を誓(ちか)い練習に励(はげ)んでいます。

 1995年結成の高角ファイターズは、99年と2005年に男女混成(こんせい)チームで戦う全国大会で8強入りした戦績(せんせき)を誇(ほこ)ります。現在(げんざい)は高角小学校の3~6年の男女13人が所属(しょぞく)し、週3回、同校体育館で練習しています。礼儀(れいぎ)を重視(じゅうし)し、児童は入り口で靴(くつ)をきれいにそろえて体育館に入ります。

 ドッジボールは12人対12人で5分間の試合を行い、終了(しゅうりょう)時に内野の人数が多いチームが勝利となります。高角ファイターズは攻撃担当(こうげきたんとう)のアタッカーが4人おり、このうち3人が6年生で、柚姫さんは唯一(ゆいいつ)の5年生アタッカーです。

湊元樹監督(左)の話を聞く湊柚姫さん(右から3人目)=江津市嘉久志町、高角小学校体育館
 柚姫さんがドッジボールを始めたのは2年生の時。高角ファイターズの練習を見学し、児童が速い球を投げ合う光景に「迫力(はくりょく)があって面白そう」と、入部を決意しました。入部当初から、全体練習はもちろん、帰宅(きたく)後もビデオで先輩(せんぱい)児童の試合を見て動き方を勉強したり、祖父(そふ)の湊元樹監督(もときかんとく)(60)とのキャッチボールに汗(あせ)を流したりと、ドッジボールに夢中(むちゅう)でした。

 柚姫さんの特長について、湊監督は「肩(かた)が強く、投げ下ろすフォームができている。気持ちが強いのもアタッカー向き」と分析(ぶんせき)。152センチの身長を生かした力強い投球に加え、キャッチングも得意としており、攻守両面でチームを引っ張(ぱ)る存在(そんざい)です。

 昨年の全日本女子総合選手権は、柚姫さんにとって初の全国大会でした。3~6年生の女子児童で構成(こうせい)する32チームが出場した部門で、「S.K.T」は懸命(けんめい)に戦いましたが、予選リーグ1勝2敗で決勝トーナメントに進めませんでした。

 「緊張(きんちょう)もあり、自信を持って投げたボールが相手にキャッチされてしまった」と振(ふ)り返る柚姫さん。一方で「他チームとの差はそれほどないことも分かった」と、手応(ごた)えも感じました。悔(くや)しさをバネに、さらなる高みを目指します。

≪プロフィル≫

【好きな教科】体育
【好きな食べ物】メロン
【好きな言葉】本気になればできる
【趣味(しゅみ)】スポーツ全般(ぜんぱん)

2017年2月22日 無断転載禁止

こども新聞