女子ログ 会って話そう

 最近、仕事でのやり取りをメールですることが増えた。キーボードで用向きをパパッと打ち、「送信」を押して終了。携帯に送るのでなければ好きな時間に送れ、相手にも都合のいい時にチェックしてもらえるので気を使わなくてすむ。後で見直せるのもありがたい。

 でも、感情まではデジタル画面に並んだ文章からは伝わってこない。例えば相手にお願い事をした時、「了解しました」とだけ返事が来る。“気にしい”の私は「あれ、怒ってる?」とビビってしまう。文末にウインクのマークでもついていれば怒っていないことは分かるが、仕事のやり取りで絵文字というわけにはいかない。「快くOKの時は語尾を柔らかくして」なんてお願いするわけにもいかない。

 相手の感情が読めず気になると、私は会って話したくなる。どんな気分の「了解」なのか、表情を見れば分かる。電話で話すだけでも声の調子で分かるかもしれない。

 昔は文通が連絡手段だった遠くの親友と、今はSNSでやり取りしている。相手がコメントをアップしていれば近況も確認できる。離れて住む親がお湯をついだら子供にメールが来るという電気ポットもあったっけ。

 とにかく便利になった。でも、それだけでいいのか。やはり相手の顔を見て、声を聞きたい。どう思っているかちゃんと知りたい。だから、なるべく会って話そうよ。

(出雲市・青い鳥)

2017年2月23日 無断転載禁止