松江の堀川遊覧船 おもてなし向上へ職員研修会

遊覧船内での案内をロールプレイで発表する船頭ら
 松江城周辺を巡る堀川遊覧船の、スタッフのおもてなしの質を高めようと、堀川遊覧船管理事務所が23日、松江市千鳥町のホテル白鳥で職員研修会を開き、船頭らが座学や案内のロールプレイを通して乗船客の目線に立った接客を学んだ。

 研修は17、23、24日の3日間で全職員約100人が参加する。この日は20~70代の約40人が集まり、キャリアコンサルタントの今岡文香さんが講師を務めた。

 参加者は座学で、多様化する人の価値観の理解がより良いおもてなしにつながることを学び、6グループに分かれてロールプレイに挑戦。窓口スタッフ、船頭、乗船客といった役を決め、乗船券購入から下船までの案内を演じた。

 韓国人観光客には韓国語で案内したり、乗船券の購入時には、交通手段を尋ねて割引サービスを紹介したりと、各グループが、もてなしの心を込めて接客した。最後に今岡さんが「奥さん」「お母さん」と呼ばれると不快に感じる乗船客の声を伝え「気遣いを大切に、すてきな船旅を提供してほしい」とした。

 船頭歴1年9カ月の武田いさきさん(44)=松江市八雲町東岩坂=は「他の船頭さんの接客を見ることができ、とても勉強になった」と話した。

2017年2月23日 無断転載禁止