「瑞風」報道陣にお披露目 深緑色の車体 鮮やか

式典で「瑞風」を前に記念撮影する来島達夫社長(中央)とスタッフたち=大阪市淀川区
 6月17日に運行開始するJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」が23日、大阪市淀川区の車両所で報道陣にお披露目された。これまでは車体保護のためにラッピングした姿しか公開されておらず、深緑色の車体が姿を現したのは初めて。車内では、瑞風が走る山陰両県にゆかりのある作家の絵画や工芸品などが装飾や備品として設置され、豪華さを際立たせている。

 車両所で記念式典が開かれ、JR西の来島達夫社長が「瑞風が走る山陰・山陽の自然、文化、食などの魅力を発信し、鉄道の旅で新しい価値を提供したい」とあいさつ。バイオリニストの葉加瀬太郎さんが山陰地方の自然などをイメージして作曲したテーマ曲も披露された。式典には約150人の報道陣が集まった。

 瑞風は、車両側面に金色のエンブレムとラインを配し、丸目のヘッドライトが特徴。展望車や客室には沿線の風景を楽しめるように大きな窓が設けられた。

大きな窓から沿線の風景が楽しめる展望車
 車内に山陰・山陽の工芸品などを設置。島根県津和野町出身の画家・安野光雅さんが四季をイメージして描いた水彩画や、浜田市三隅町の伝統工芸品・石州和紙で作った照明、鳥取市の因州中井窯で作られたふた付き瓶などが飾られている。

 JR西によると、6~9月出発分の初回受け付けには2022件の応募があり、最上級のスイートルームは最高68倍の人気。関西や山陰・山陽地方を1~2泊で巡る全5コースが設定され、2人1室利用時の1泊2日の料金は、ツインが1人27万円からで、スイートは75万円から。

2017年2月24日 無断転載禁止