全国書きぞめ作品展 出雲の6歳児 翔梧ちゃん次席

受賞作品を手にする陰山翔梧ちゃん=出雲市大津町
 1月にあった「第60回全国書きぞめ作品展覧会」で硬筆作品を出品した島根県出雲市立大津幼稚園年長の陰山翔梧ちゃん(6)が、幼稚園から小学6年生の部門で次席に当たる日本郵便株式会社社長賞を受賞した。応募のあった2466点のうち、最優秀賞に当たる文部科学大臣賞に次ぐ賞。書道塾に通って約3カ月の快挙で、驚きと喜びを胸に「もっとうまくなりたい」と意気込んでいる。

 展覧会は書写能力を伸ばし、表現力を養うため、日本書写教育研究会(大阪市)が毎年開いている。個人の部は幼稚園・小学生から一般まで4部門。幼稚園から小学6年生の部門は、小学2年生以下が硬筆、同3年生以上は毛筆で課題作品を書き、応募する。

 翔梧ちゃんは昨年10月、姉が通う出雲市内の書道塾で硬筆を始めた。毎週1回、30分のレッスンで短い単語や文章を書き、ひらがなの止めやはね、払い、曲線などを手本通りにバランスよく書く「形を取る」練習を繰り返している。

 展覧会で翔梧ちゃんが取り組んだ課題作品は「なかのよいおともだち」。「『も』の一画目を書くのが難しかった」としながらも、出品作品は「上手にできた」と笑顔で話した。

 指導する書塾「遊墨」(出雲市大津町)の加本智昭さん(37)は「手本通りに文字の形が取れることが強み」と評価。1月に大阪市内で表彰式に出席した翔梧ちゃんは「家族からお祝いしてもらってうれしかった」とはにかんだ。

2017年2月24日 無断転載禁止