女子ログ チョコは義務?

 電車で、女子高生2人組の会話が聞こえてきました。どうやらバレンタインデーの話です。「チョコいくつ用意する?」「去年は100個以上もらったけど、私はそんなに用意しないよ」

 「そんなにもらったの!」と、女子高生の声と私の心の声がハモりました。私が学生の頃は好きな男の子にチョコを渡して告白する日だったけれど、最近は「友チョコ」といって友達同士でお菓子を交換しあうのだそうです。中学生のめいっ子に教えてもらいました。

 会話は続きます。100個もらったという子の「私、甘い物好きじゃないし、去年は結構捨てたよ」という言葉に、友達も私も絶句。「友達のは食べたけど、部活の後輩とか誰からもらったか分かんないのは手作りだし気持ち悪いし」。何だか悲しくなりました。

 友達同士で手作りお菓子を交換するのはほほ笑ましいけれど、100個以上とかそれを捨ててしまうとか、楽しいはずのイベントが苦痛になっていないでしょうか。この女子高生の話は極端な例なのかもしれませんが…。

 先日、テレビのニュースが、あるコンビニがアルバイトを含む従業員全員に恵方巻きの予約のノルマを課していたことを問題にしていました。気持ちを伝えたり、幸福を祈ったりする行事が義務化され、押し付けられているのは残念。楽しみ方は人それぞれ。決めつけない優しさがほしいです。

(出雲市・もとわ)

2017年2月24日 無断転載禁止