(2月19日~25日)島根

 ◆松江市が特定空き家の判断基準案
 松江市は20日、周辺の生活環境に深刻な影響を及ぼす恐れがあるとして、市が強制撤去できる「特定空き家」の判断基準案を示した。外観の目視や立ち入りで柱や床の傾斜、土台の腐朽具合を調べ、危険度を点数化して判断する。指標を盛り込んだ市空家(あきや)等対策計画を3月までに策定し、4月以降、調査に入る。

 ◆全国植樹祭の開催地に雲南市、奥出雲町が合同で名乗り
 2020年に島根県での開催が内定している「第71回全国植樹祭」の開催地について、雲南市が20日、隣接する奥出雲町と合同で名乗りを上げる意向を明らかにした。開催地を巡っては松江市が16年9月に誘致を表明。山陰中央新報社の取材によると、現時点で他の16市町村で誘致を決めた自治体はない。県は基本構想案に開催地を盛り込む5月ごろに向け、名乗りを上げた2地域を軸に、検討する。

 ◆里見が女流名人戦8連覇
 将棋の第43期女流名人戦5番勝負の最終第5局が22日、東京都渋谷区の将棋会館であり、里見香奈女流名人(24)=女流5冠、出雲市出身=が、挑戦者の上田初美女流三段(28)を202手で退け、通算3勝2敗で史上初の8連覇を達成した。自身が持つタイトルの連続保持記録を更新し、女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花と合わせ5冠を堅持した。

外交交渉による竹島問題の早期解決を目指し、式典に臨む出席者=松江市殿町、県民会館
 ◆県「竹島の日」で式典
 竹島(隠岐の島町、韓国名・独島=トクト)の領有権早期確立を目指し、県が条例で定めた「竹島の日」を迎えた22日、松江市殿町の県民会館で12回目となる記念式典があった。溝口善兵衛知事は、政府に韓国との外交交渉で問題を打開するよう要求。政府代表の務台俊介内閣府政務官は「国民全体で力を合わせて対処しなければならない基本的な課題だ」と位置付け、啓発を含めた取り組みを着実に前進させる決意を示した。

 ◆神戸川分水問題、水利権期間2027年3月までで合意
 1級河川・神戸川上流の来島ダム(飯南町下来島)から、江の川の中国電力潮発電所(美郷町潮村)へ大半を分水する水利権の更新問題で、県と出雲市など関係3市町でつくる調整会議が22日、出雲市内であり、2013年4月以降未定だった中電の水利権の期間を27年3月までとすることで合意した。分水の条件を巡り中電と出雲市などが1983年に交わした確認書は抜本的に改定し、環境放流量は常時毎秒2トン、神戸川の環境について評価組織を立ち上げ、2027年までに分水の必要性を再検討する内容とする。

 ◆志願先変更は64人
 県教育委員会は23日、2017年度公立高校一般入試の最終出願状況を発表した。全日制は全志願者4196人の1・5%に当たる64人が他の学校・学科へ志願先を変更したが大きな変動はなく、あらためて安全志向が浮き彫りとなった。全体の競争率は0・96倍で変わらない。

2017年2月27日 無断転載禁止