(2月26日~3月4日)鳥取

港湾施設を示す木片(右側ボーリング試料の手前)の説明をする辻誠一郎教授(右)=鳥取市青谷町青谷、市青谷町総合支所
 ◆青谷上寺地、港湾施設か
 「交易拠点としての港湾集落」とされる鳥取市青谷町青谷の国史跡・青谷上寺地遺跡の海岸部に当たる中心域北側地区に弥生時代中期(紀元前1世紀~1世紀)の大規模工事を想起させる構造物があり、これまで未発見だった港湾施設の可能性があることが2月27日、分かった。2月に中心域(3ヘクタール)の北側部分2カ所で掘削深度6メートルのボーリング調査を行った結果、弥生時代中期の特色を持つ土器の破片があった深さ3・68メートル部分の直下に、多数の木片が混入しているのが見つかった。

 ◆ソウル便、搭乗率最高91・1%
 米子空港(境港市佐斐神町)のソウル便の2月の搭乗率が2001年4月の就航以来、単月で最高となる91・1%となった。従来は15年2月の88・7%が最高だった。前月に4218人で過去最多だった搭乗者数も4264人に増加し、記録を更新した。2月28日は最終便が飛んだ同空港で記念セレモニーがあり、運航する格安航空会社(LCC)エアソウル(本社・ソウル)の関係者が、路線の好調ぶりに表情をほころばせた。

 ◆北条道路評価手続き着手
 国土交通省は2月28日、山陰自動車道はわいインターチェンジ(IC、湯梨浜町はわい長瀬)-大栄東伯IC(琴浦町槻下)間、延長13・5キロの「北条道路」について、新規事業採択のための評価手続きに着手したと発表した。県内の山陰自動車道で事業化されていないのは同区間のみで、手続き着手は県内の全線開通に向け、大きな弾みとなる。

 ◆県立美術館建設地、倉吉ラグビー場に
 県教育委員会は3日、臨時委員会を開き、県立博物館(鳥取市東町2丁目)から分離新設する県立美術館の建設地を倉吉市営ラグビー場(倉吉市駄経寺町2丁目)とする方針を決めた。整備基本構想には、県内小中学生の美術を通じた学びの方法を研究する「美術ラーニングセンター」の機能を持たせることを盛り込み、特色づくりを図る。

 ◆次世代高度医療推進センター廃止へ
 鳥取大医学部付属病院(米子市西町)が、医療機器開発などを担う「次世代高度医療推進センター」を3月末で廃止することが3日、同病院などへの取材で分かった。文部科学省補助金の不適切な使用が発覚したのをきっかけに体制を見直す。機能を縮小して引き継ぐ形で「新規医療研究推進センター」を4月に開設する。

 ◆空中給油機配備同意先送り
 平井伸治知事は3日、航空自衛隊美保基地(境港市小篠津町)に防衛省が計画する空中給油機「KC46A」の配備について、準備を進めることを了承し、最終的な同意は先送りする方針を明らかにした。KC46Aが現在開発中で安全性を再検証する必要があると判断。機体完成後のデモフライトなどを求め、安全性を確認した上であらためて国に回答する考え。

2017年3月6日 無断転載禁止