北朝鮮ミサイル4発 山陰両県 漁船や原発の安全確認

 北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、島根、鳥取両県は6日、それぞれ連絡会議を開き、日本海で操業中の漁船に影響がないことを確認した。昨年8月以降日本の排他的経済水域(EEZ)内に相次ぎ落下する事態に警戒を強めた。

 島根県は松江市殿町の県庁で開いた会議で、水産課の担当者らが、漁船のほか、ハワイ沖での航海実習を終えて帰国中の水産練習船に被害がないと報告。中国電力からは島根原発(松江市鹿島町片句)に異常がないとの連絡があった。岸川慎一防災部長は「非常に重大な事案」と強調。出席者に引き続き情報収集を指示した。

 鳥取県も、鳥取市東町1丁目の県庁で情報連絡会議を開き、漁船や日韓ロ定期貨客船の安全を確認。平井伸治知事は、北朝鮮の関与とみられる金正男(キムジョンナム)氏殺害事件に対する国際社会の注目をそらすようなミサイル発射で「言語道断」と述べ、拉致問題を含め、毅然(きぜん)とした対応を取ることを政府に求めた。

2017年3月7日 無断転載禁止