輝(き)らりキッズ 全国大会力走のハードラー

全国小学生陸上競技交流大会で力走する福嶋ひなたさん=横浜市、日産スタジアム
女子80メートル障害(しょうがい) 小学生陸上2年連続の島根代表

    ひたむきに練習一層(いっそう)の精進(しょうじん)誓(ちか)う

     福嶋(ふくしま) ひなたさん (安来・母里小6年)

 軽(かろ)やかにハードルを跳(と)び越(こ)えていく福嶋(ふくしま)ひなたさん(12)=安来(やすぎ)市立母里(もり)小学校6年。昨年8月に横浜(よこはま)市であった全国小学生陸上競技(きょうぎ)交流大会の女子80メートル障害(しょうがい)に、島根県代表として2年連続で出場したハードラーです。わずかなタイム差で決勝に進めませんでしたが、全国大会の経験(けいけん)を糧(かて)に、持ち前のひたむきさで練習に励(はげ)んでいます。

 陸上を始めたのは小学3年のとき。スポーツが大好きで足が速かったこともあり、母親のすすめで米子(よなご)市で活動している米子陸上クラブに通うようになりました。ハードルは4年生の10月ごろから始めました。ハードルを跳び越える技術(ぎじゅつ)には定評(ていひょう)があります。

 クラブの練習は週3、4回で平日は夜間、休日は日中に、どらドラパーク米子陸上競技場(米子市東山(ひがしやま)町)や福生(ふくいけ)体育館(米子市上福原(かみふくばら)2丁目)などで行います。両親に車で送り迎(むか)えしてもらい自宅(じたく)から通います。

リレー形式の練習に励む福嶋ひなたさん(左から2人目)=米子市上福原2丁目、福生体育館
 クラブには米子市内を中心に小1~6年生約50人が所属(しょぞく)します。「友達と一緒(いっしょ)に走るのが楽しい」と、練習に熱心に取り組む福嶋さんの長所は、ひたむきさです。クラブの柳瀬知久(やなせともひさ)コーチ(38)は「一つ一つの動きに手を抜(ぬ)かず丁寧(ていねい)に取り組んでいるので、練習が無駄(むだ)にならない」と、福嶋さんのまじめな姿勢(しせい)を高く評価(ひょうか)します。期待を込(こ)めて「もっともっと向上心を高めてほしい」と求めています。

 全国小学生陸上競技交流大会には5年生のときに初出場しました。同じ種目に出場した選手は、福嶋さん以外は6年生。予選は5位に入りましたが、通過(つうか)できませんでした。

 2年連続出場となった昨年8月の全国大会は強い雨の中、予選に臨(のぞ)みました。スタートのピストルの音に反応(はんのう)できず、完全に出遅(でおく)れてしまいましたが、懸命(けんめい)の追い上げで3位に食い込み、準決勝に進みました。

 準(じゅん)決勝は自己(じこ)ベストの13秒02で4位でした。決勝は準決勝の1、2位と、それ以外のタイムの上位の計8人が進みます。福嶋さんは8位の選手よりわずか0・07秒遅い9位で、決勝には届(とど)きませんでした。「まだまだ努力が足りない。もっと練習しよう」とさらなる精進(しょうじん)を誓(ちか)いました。

 4月からは中学生になり距離(きょり)が100メートルに伸(の)び、タイムも重要になってきます。「部活や自主練習でタイムを縮(ちぢ)め、中学生でも全国大会に出場したい」と意気込んでいます。

≪プロフィル≫

【好きな教科】体育と図工

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】
 陸上選手か保育士(ほいくし)

【好きな食べ物】
 お母さんの作ったコロッケととんかつ。
特にコロッケを食べた日はタイムが速くなる

【レース前に聞く音楽】
 Superfly(スーパーフライ)

2017年3月8日 無断転載禁止

こども新聞