赤ちゃん登校日同窓会 「8年前抱っこ」再会感激

8年ぶりの再会を懐かしみ、交流する参加者
 乳児と児童が触れ合う体験型学習プログラム「赤ちゃん登校日」の同窓会が12日、島根県江津市江津町の市子育てサポートセンターであった。プログラムが始まった2009年に小学5年生だった江津東小学校の卒業生15人が、当時赤ちゃんだった小学生や保護者との8年ぶりの再会を懐かしみ、思いやりの気持ちを新たにした。

 赤ちゃん登校日は、言葉の通じない生後4カ月前後の乳児と向き合い、コミュニケーションや命の大切さへの理解を深める取り組みで、県内では江津市で初めて実施された。当時の江津東小の児童が江津、浜田両市内の0歳児をあやしたり、ミルクをあげたりして約3カ月間交流した。

 同窓会は、3月に高校を卒業した当時の児童たちに人生や将来の結婚について考える機会にしてもらおうと、同センターが企画。赤ちゃん登校日を報じた8年前のニュース映像を見たり、一緒にビンゴゲームなどを楽しんだりした。

 続いて一人一人が当時の思い出や近況を報告。「大きくなった姿を見られてよかった」「自分も夢や目標に向かって頑張りたい」などと述べた。

 3日に石見智翠館高校を卒業し、4月から大阪府内の大学に入学する中津安里さん(18)は「赤ちゃん登校日での学びが他人とのコミュニケーションに生きていると思う。当時の赤ちゃんに再会できて、とてもうれしかった」と感激した様子だった。

2017年3月13日 無断転載禁止