(3月12日~18日)島根

緑色の衣装を身にまとって商店街を練り歩く参加者=松江市殿町
 ◆松江でアイリッシュフェス
 松江市ゆかりの文豪・小泉八雲が幼少期を過ごしたアイルランドの祝日「セント・パトリックス・デイ」(17日)にちなんだパレードが12日、松江市内であった。市民ら260人が参加。同国のシンボルカラーの緑色の衣装を身にまとい、同国の縦笛・ティンホイッスルの音に合わせ、松江城(松江市殿町)からカラコロ広場(同市末次本町)の800メートルを練り歩いた。

 ◆浜田歴史資料館、既存施設活用も検討
 浜田市が整備の凍結方針を決めた浜田歴史資料館(仮称)について、同市の久保田章市市長は13日、3月定例市議会本会議で「財政負担への懸念などから反対や慎重な意見が多くあり、時間をかけて再検討する」と述べ、計画の見直しを説明した。2017年度一般会計当初予算案に計上していた関連事業費は削除した一方、歴史資料を集約する施設は必要とし、既存施設の活用も含めて整備の在り方を検討する考えを示した。

 ◆コウノトリのつがいが雲南で営巣
 国の特別天然記念物コウノトリのつがいが雲南市大東町にある電柱の上で巣を作り、繁殖などを行う様子が目撃されている。鳥の足環から、兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市)が、野生復帰による自然繁殖を目的に放った個体の子孫とみられる。同公園によると、コウノトリが豊岡市周辺以外の遠隔地で営巣する様子が確認されるのは徳島、福井両県に次ぎ3例目。16日に同市や同公園関係者が現地を訪れ、産卵してヒナがかえるのを期待し、経過を見守ることを申し合わせた。

 ◆「国引きジオパーク」4月申請
 国引き神話の舞台となった島根半島と中海、宍道湖を含む一帯(1197平方キロ)を「国引きジオパーク」と定め、日本ジオパーク認定を目指す官民の推進協議会は17日、日本ジオパーク委員会への申請書をまとめた。4月に提出し、10月の認定を目指す。学術的に貴重な地質、地形を、神話や歴史文化と結び付けた独自性が特徴で、「平成の出雲国風土記」の編纂(へんさん)と位置付けて今後も調査研究や保全活用に取り組む。推進協議会は松江、出雲両市や経済団体などでつくる。

 ◆介護報酬170万円を不正請求
 県は17日、訪問介護をしていないのにサービスをしたと偽り、計626件、約170万円の介護報酬を不正に請求して受け取ったなどとして、松江市宍道町伊志見の株式会社松江テクノサービスが運営する訪問介護事業所「出雲すずかけの樹」(出雲市荒茅町)の指定を31日付で取り消すと発表した。県によると2015年1月から16年3月にかけて、訪問介護員が出勤していなかったのに訪問したとしたり、1人が同じ時間帯に複数の利用者にサービスを提供したと偽ったりして、介護報酬を請求していた。

2017年3月20日 無断転載禁止