輝(き)らりキッズ ロボコン 全国16強の快挙

「ふじたか」ロボットでロボコン全国ベスト16入りを果たした藤井宏樹さん(左)と高橋潤さん=雲南市大東町養賀の大東中学校
 工夫(くふう)と情熱(じょうねつ)高い評価(ひょうか)

    初出場さらに上を目指す 大東(だいとう)中(雲南) 2年クリエイティ部

         藤井 宏樹(ふじい ひろき)さん 高橋 潤(たかはし じゅん)さん

 大東(だいとう)中学校(雲南(うんなん)市大東町養賀(ようか))2年生でクリエイティ部の藤井宏樹(ふじいひろき)さん(14)と高(たか)橋潤(はしじゅん)さん(14)コンビが1月21日、東京都のTOC有明(ありあけ)で開かれた第17回全国中学生創造(そうぞう)ものづくり教育フェアの「創造アイデアロボットコンテスト」で、ベスト16に入りました。二人とも初出場での快挙(かいきょ)で、島根県代表として過去(かこ)最高の成績(せいせき)を勝ち取り、ものづくりにかけた創意工夫(そういくふう)と情熱(じょうねつ)が高く評価(ひょうか)されました。

 本年度のロボコン活用部門のテーマは「積んで、回して、Pコップ」。ロボットを操縦(そうじゅう)し1対1で、制限(せいげん)時間の1分30秒以内に紙コップとプラスチックコップをひっくり返して、自分たちの色に変え、七つのうち四つを取れば勝ちになります。

 二人は昨年の夏休みに島根大学であったロボコン研修(けんしゅう)会でロボットづくりを学習。3カ月かけて藤井さんが中心となって組み立てて操縦し、高橋さんが時間を見たりするアシスタントを務(つと)めました。

顧問の永瀬俊雄教諭とロボットづくりを話し合う藤井宏樹さん(中央)と高橋潤さん=雲南市大東町養賀の大東中学校
 二人の名字を取ったチーム名とロボット名の「ふじたか」は躍進(やくしん)を果(は)たします。2016年11月の県大会で優勝(ゆうしょう)し、12月の中国・四国地区大会で審査員(しんさいん)特別賞を受賞し地区の第3代表として全国大会に進み、全国の舞台(ぶたい)では予選リーグで1勝1敗し、決勝トーナメントへの進出を成(な)し遂(と)げ、9位タイになったのです。

 活躍(かつやく)の秘(ひ)けつを藤井さんは「無駄(むだ)な部品を省(はぶ)いて軽く、早く動けるように10回はゼロから作り直した」と振(ふ)り返ります。コップをつかむキャッチ部品にすき間テープのスポンジを活用し、モーターを後ろに配置して重心を下げました。操縦性(せい)と完成度の高さ、それを実現(じつげん)させる努力のたまものでした。

 藤井さんは「動かすのも作り直すのも楽しい。正直(しょうじき)なところ、全国大会に行けないと思っていた」と笑顔(えがお)。大会でロボットの調整をしたり、ルールを確認(かくにん)した高橋さんは「次は自分のロボットで勝ちたい」と意欲(いよく)を燃(も)やし、二人とも今年は3年生として出場し、全国大会でさらなる上位を目指します。

 クリエイティ部の顧問(こもん)を務める永瀬俊雄教諭(ながせとしおきょうゆ)(51)=技術(ぎじゅつ)家庭科=は「全国大会で優勝したロボットと互角(ごかく)の試合ができ、性能(せいのう)はほぼ同じレベル。あとは試合経験(けいけん)による戦略(せんりゃく)、戦術(せんじゅつ)の勝負」と話しています。「ふじたか」ロボットの活躍はこれからも続きそうです。



≪プロフィル≫

【好きな食べ物】
     藤井 うどん
     高橋 カレーライス

【好きな教科】
     藤井 体育
     高橋 理科

【好きな歌手】
     藤井 凛(りん)として時雨(しぐれ)
     高橋 SEKAINOOWARI

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】
     藤井 エンジニア
     高橋 エンジニア

2017年3月22日 無断転載禁止

こども新聞