JR木次線トロッコ列車 今季の運行スタート

セレモニーの関係者に手を振って見送られる「奥出雲おろち号」の乗客=出雲市駅北町、JR出雲市駅
 春から晩秋までJR木次線などを走るトロッコ列車「奥出雲おろち号」が1日、2017年度の運行を開始した。始発となる出雲市駅(出雲市駅北町)のホームでセレモニーがあり、乗客62人が、一日駅長を務めた島根県観光キャラクター「しまねっこ」や関係者らに見送られ、出発した。

 同列車は週末を中心に11月下旬までの155日間、1日1往復運行する。主にJR木次線の木次駅(雲南市木次町)と備後落合駅(広島県庄原市)間を走る。始発が出雲市駅となるのは4~6月の間で19日ある。

 セレモニーは、出雲商業高校吹奏楽部の演奏で幕開け。沿線自治体の速水雄一雲南市長は、今年は錦織良成監督=出雲市出身=の映画「たたら侍」の全国公開など、地域情報の発信機会に恵まれていることに触れ「JR木次線全線開通80周年の節目でもある。さらに地域の魅力を発信する門出の日にしたい」と話した。

 その後、沿線市町やJR関係者らによるテープカットが行われ、しまねっこが右手を上げる出発の合図に合わせて列車が出発した。トロッコ列車は定員64人で、2016年度は約1万3千人が利用した。

2017年4月2日 無断転載禁止