(3月26日~4月1日)鳥取

 ◆米子ホテル強盗殺人事件、逆転無罪
 2009年に米子市内で元勤務先のホテル支配人を襲って現金を奪い、6年後に死亡させたとして強盗殺人罪に問われた米子市糀町1丁目、無職石田美実被告(59)の控訴審判決公判が3月27日、広島高裁松江支部であり、栂村明剛裁判長は「不十分な状況証拠をいくら積み上げても、被告が犯人であることの証明は十分ではない」として、裁判員裁判で審理された一審鳥取地裁判決の懲役18年を破棄し、逆転無罪を言い渡した。裁判員裁判による有罪判決を破棄して全面無罪としたのは山陰両県で初めて。

 ◆ホワイトリゾート入り込み不振12万8766人
 国立公園・大山のスキー場「だいせんホワイトリゾート」(大山町大山)は3月27日、今季の入り込み客数が前季比27・7%増の12万8766人だったと発表した。記録の残る1975年以降で最低の前季(10万808人)こそ上回ったものの、2番目の低さと振るわなかった。営業開始直後の年末年始(2016年12月26日~17年1月3日)の雪不足が響いた。

着陸して駐機場に向かうC2輸送機=3月28日午前11時ごろ、境港市小篠津町、航空自衛隊美保基地
 ◆C2、美保基地に配備
 防衛省は3月28日、航空自衛隊美保基地(境港市小篠津町)にC1輸送機の後継となるC2輸送機3機を配備した。基地への配備は全国初。2018年9月までの予定で運用試験を行い、その後、任務による運用を始める。人員や、ヘリコプターや車両などの物資を輸送するほか、島根県・隠岐諸島での救急患者搬送にも利用される。

 ◆県職員98人、月100時間以上残業
 平井伸治知事は3月28日の定例会見で、県職員の働き方改革に向けた庁内プロジェクトチームを立ち上げる意向を示した。地震や大雪の対応で2016年度の残業が月100時間以上となった県職員が延べ98人に上った現状を改め、政府が進める上限規制の動きに呼応する。災害時に負担が集中しない仕組みや県独自の残業時間の基準を議論し、長時間労働の是正を図る。

 ◆空中給油機配備、準備了承を回答
 県は3月29日、航空自衛隊美保基地(境港市小篠津町)に配備計画がある空中給油機「KC46A」について、準備を進めることを了承し、最終的な同意は先送りするとの回答を防衛省中国四国防衛局に伝えた。最終的な同意の先送りは、KC46Aが現在開発中で安全性を再検証する必要があるためで、配備前に改めて協議を求める。

 ◆智頭で移動販売スタート
 障害者の就労を支援するNPO法人「就労支援センター和貴の郷」(鳥取市河原町長瀬)が3月29日、高齢化が進む智頭町で、移動販売を始めた。障害者が対面販売を担い、障害者の雇用の場と高齢者の買い物支援の二兎(にと)を追う珍しい取り組み。試行期間を経て、4月中旬から町内6地区を3ルートに分け、週6日運行する。

2017年4月3日 無断転載禁止