鳥取で青いこいのぼり掲揚 大震災犠牲の子どもたち追悼

青空の下、元気に泳ぐ青いこいのぼり。右奥が花見橋
 東日本大震災で犠牲になった子どもたちを追悼する青いこいのぼりが、鳥取市中心市街を流れる袋川の花見橋周辺で揚がっている。全国で行われている「青い鯉(こい)のぼりプロジェクト」の一環。9日まで掲揚した後、5月5日には宮城県東松島市の空を泳ぐ。

 同プロジェクトは2011年の東日本大震災後、弟を亡くした高校生が、弟のためにと青いこいのぼりを揚げたことがきっかけで始まり、毎年5月5日に東松島市の大曲浜に全国から集まった千匹が揚がる。鳥取、岡山で災害支援を目的に活動する「災害支援ネットワークNPOかけはし」は15年から活動に参加。鳥取、岡山で集めて掲揚した後、東北に送っている。

 2日にボランティアら6人で、同市栄町、元町にまたがる花見橋の近くに対岸を結ぶロープを張り準備。昨年10月、地震のあった倉吉市内の小学生などに「復興を目指して頑張ってください」「地震、怖かったですよね。勇気を出して頑張ってください」などと寄せ書きしてもらった22匹を掲揚した。

 同団体の奥村由美理事(29)は「こいのぼりを見て、東日本、熊本、鳥取中部と、各地で起きた地震を思い出してほしい」と話した。

2017年4月4日 無断転載禁止