輝(き)らりキッズ 見事、17年度科学技術週間の標語に

自分で発明したハンガーを手に持つ高砂梨莉さん=出雲市西平田町、平田小学校
 作品が全国小、中、高生7800点の頂点(ちょうてん)

    「なぜ?から始まるわくわくが ステキな未来をつくるんだ!」

           高砂 梨莉(たかさご りり)さん (出雲・平田小学校4年)

 出雲(いずも)市立平田(ひらた)小学校4年の高砂梨莉(たかさごりり)さん(9)が作った標語が、2017年度の科学技術(ぎじゅつ)週間(17日~23日)の標語に決まりました。全国の小、中、高校生が応募(おうぼ)した7802点の最優秀(さいゆうしゅう)作に選ばれました。

 科学技術週間の標語は文部科学省が昨秋に募集(ぼしゅう)しました。高砂さんは母親の亜弥子(あやこ)さん(37)の勧(すす)めで、兄の昂河(こうが)さん(12)とともに応募しました。「理科が好きで、授業(じゅぎょう)が始まる前は、いつもどうなるんだろうとワクワクする。工作や実験でできたものが未来につながる気がして標語にした」と話します。

 まず選考委員6人の審査(しんさ)で候補(こうほ)16点が選ばれ、2月に文部科学省が最優秀作1点と優秀作15点を選びました。最優秀の高砂さんの標語は、科学技術週間の周知ポスターなどに使われます。受賞の知らせを家族みんなが「すごいね」とほめてくれ、「とてもうれしかった」と喜んでいます。

兄の昂河君(左)や母親の亜弥子さん(後方右)らと談笑する高砂梨莉さん(前方右)=出雲市西平田町、平田小学校
 高砂さんは、これまでにも数多くの賞を受賞しています。全国の小学生8917人が応募した「2015年宇宙(うちゅう)の日作文・作画コンクール」では、絵画の部で入選7点に入り、国立天文台(てんもんだい)長賞を受賞しました。「宇宙に飛びだそう」がテーマで、2年生だった高砂さんは、擬人化(ぎじんか)した大きな太陽が月や惑星(わくせい)を長い両手で抱(かか)える様子を描(えが)きました。

 16年の「第19回島根県学生児童発明くふう展(てん)」では、乾(かわ)きにくい洗濯(せんたく)物に対応(たいおう)する「楽々(らくらく)パーフェクトハンガー」を作り、最優秀賞の県知事賞に輝(かがや)きました。1年生の時は、おしゃれに使える反射材(はんしゃざい)のバッジを、2年生は虫除(よ)けにもなるアクセサリーを作り、入賞しています。

 工作や実験が大好きで、出雲科学館(出雲市今市(いまいち)町)のものづくり教室などに家族でよく参加しています。家では、折り紙でオリジナルの作品を作って遊びます。

 3年時に担任(たんにん)だった山崎真弓教諭(やまさきまゆみきょうゆ)は「高砂さんは、好奇心(こうきしん)が旺盛(おうせい)で、新しいことをやってみたいという気持ちが強い」と話します。

 高砂さんは、「これからも科学に関係があるコンクールに応募して、いい賞を取りたい」と意気込(ご)んでいます。


≪プロフィル≫

【好きな教科】理科と体育

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】
      カフェの店員

【好きな人物】 真田信之(さなだのぶゆき)

2017年4月5日 無断転載禁止

こども新聞