薄紫色にかわいらしく 吉賀でカタクリ開花

自生地で大きく花を開かせたカタクリ
 島根県吉賀町樋口にあるカタクリの自生地で開花が始まり、薄紫色のかわいらしい花が、愛好家らの目を楽しませている。今年は気温が低く、約2週間遅れの開花。10日ごろに満開になり、20日ごろまで楽しめるという。

 カタクリは、同町出身で広島市在住の工務店経営、早田達冨美さん(69)が所有する山の斜面1500平方メートルに自生し、地元の住民有志でつくる「カタクリの里保存会」が手入れをしている。

 ようやく花が開き始めた自生地には、待ち望んでいた近隣住民やアマチュアカメラマンらが集まり、小さな花に顔を近づけたり、写真を撮ったりして思い思いに楽しんでいる。山口県周南市から訪れた兼重要さん(67)は「花を見るだけで心が安らぐ。良い写真も撮れて満足」と笑顔だった。

2017年4月5日 無断転載禁止