(4月2日~8日)鳥取

米子市への無償譲渡の申し出があった米子高島屋東館=米子市角盤町1丁目
 ◆米子高島屋、建物の一部を市に無償譲渡へ
 米子高島屋(米子市角盤町1丁目、森紳二郎社長)が、衣料品などを販売する東館と立体駐車場の無償譲渡を米子市に申し入れたことが4日、分かった。売り上げの前年割れが続く中で、施設を手放して経費節減を図るのが狙い。中心市街地の商業機能の維持に向け、同店の存続が不可欠とみる市側は、申し入れを受け入れる方向で協議に入る。

 ◆香港便搭乗率64・9%
 県は4日、米子-香港便の2016年度の搭乗者数が1万2875人で、搭乗率が64・9%だったと発表した。16年9月に山陰両県で二つ目の国際定期航空路線として米子空港(境港市佐斐神町)に就航した同便の搭乗率は当初伸び悩んだものの、香港側へのPR強化などで利用が拡大している。

 ◆障害者支援・介護事業所が3600万円不正受給
 県は5日、障害者の生活介護計画や自立訓練計画を作成したと偽るなどし、給付費やサービス費計約3600万円を不正受給したとして、鳥取市湖山町東4丁目の「リライフ」が運営する障害者支援と通所介護の3事業所を、障害者総合支援法と介護保険法に基づき指定取り消し処分にすると発表した。取り消しは30日付。

 ◆ハノイチャーター便協議
 平井伸治知事は6日、米子空港(境港市佐斐神町)とベトナム・ハノイを結ぶチャーター便の運航に向けて、旅行業大手のエイチ・アイ・エス(HIS)の関連会社と協議を進めていることを明らかにした。富裕層の増加などから海外旅行熱が高まる同国からのチャーター便が就航すれば県内初めてとなり、力を入れるインバウンドの後押しになりそうだ。

 ◆中学教員の英語力向上へ
 県内の中学校教員の英語力が全国平均を大きく下回ったのを受け、平井伸治知事は6日の定例会見で、研修の強化などに取り組む考えを示した。県と県教育委員会は教育大綱を改定し、英検準1級程度以上の英語力を持つ教員の割合を、2017年度中に現在より45ポイント高い65%にする目標を定めた。

 ◆合銀が移動販売車運行
 山陰合同銀行(松江市魚町)が7日、鳥取市内で試験的に移動店舗車「ごうぎん・こまち」の運行を始めた。行員が乗って預金口座開設などの窓口サービスを提供するほか現金自動預払機(ATM)を積んでいる。店舗やATMがない空白地域の補完が狙いで同行では初の試み。

 ◆ナシ育種研究サイト開所
 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の果樹茶業研究部門(茨城県つくば市)の試験栽培拠点「鳥取ナシ育種研究サイト」が7日、県園芸試験場(北栄町由良宿)に開所した。政府機関の地方移転の一環で、県内への機能移転は初めて。関東に比べて雨が多く、病気が発生しやすい山陰の気象条件を生かし、耐病性の強い品種の開発を推進する。

2017年4月11日 無断転載禁止