熊野大社で御田植神事 早乙女 豊作願い田植え歌

豊作を願い、踊りを奉納する中学生
 五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「御田植(みたうえ)神事」が13日、松江市八雲町熊野の熊野大社であった。早乙女役の地元中学生が、太鼓や笛の音に合わせて田植え歌を歌い、踊りを奉納した。

 主祭神のスサノオノミコトが住民に米作りを教えたとの言い伝えにちなんだ神事。スサノオノミコトがクシナダヒメとの結納の際にくしを渡したことに由来する「御櫛(みぐし)祭」に合わせ、毎年4月13日に行っている。

 かさをかぶり、紺色の着物に身を包んだ市立八雲中学校の1~3年生10人が、氏子の演奏するはやしに合わせて歌と踊りを披露。両手に苗に見立てた松葉を持ち、苗を植える動作を繰り返した。踊りが終わると、カメラを構えた観光客や地元住民から大きな拍手が起こった。

 初めて参加した八雲中1年の中村美羽さん(12)は「しゃがむ動きが多くて大変だった。来年はもっと大きな声で歌いたい」と話した。

2017年4月14日 無断転載禁止