木、傾斜が遊具「キラリの森」 山に遊び場開設

子どもたちの感受性や自主性を育もうと開設した遊び場「キラリの森」について思いを語る伊藤優子さん
 大自然の中で子どもたちの感受性や自主性を育もうと、島根県出雲市多伎町の女性グループ「たきっこ☆キラリ」が、同町久村の山林に「キラリの森」と名付けた遊び場を開設した。代表の伊藤優子さん(37)らメンバーが協力し、山林にロープやネットを張って整備。15日には、開設を記念した体験イベント「キラリの森で遊ぼう!」を開く。

 たきっこ☆キラリは2015年、子育て中の母親8人で結成。子どもや大人が忍者にふんしてふれ合うイベントなど、ユニークな催しを企画し、地域興しに一役買っている。

 テレビゲームなどに熱中し、屋内で過ごす子どもが多い中、地域にある豊かな自然に触れられる場所を作ろうと、県の「みーもの森づくり事業」の補助金約200万円を活用し、伊藤さん所有の山林2400平方メートルを整備することにした。

 昨夏以降、メンバーらが協力してスギやヒノキを伐採し、斜面を昇り降りできるロープを張ったり、防護ネットを据えたりして、日常生活では体験できない空間を作り上げた。

 人工の遊具を置かず、できるだけ自然に近い状態にしたと言う伊藤さんは「自然の中で遊ぶことで、さまざまな気付きを得てほしい」と話した。

 フェイスブックで参加者を募った15日のイベントには、地元の子どもたち約20人が集まり、メンバーらと一緒にマッチを使って火をおこしたり、みそ汁を調理したりする予定。今後、毎月1回程度のペースで定期的にイベントを催していく。

2017年4月14日 無断転載禁止