ハナモモや棚田眺め 春の山里 歩み軽やか

遅咲きのハナモモが花をつける川角集落を歩く参加者
 島根県邑南町上口羽の川角(かいずみ)集落のハナモモや、日本の棚田百選に選ばれている「神谷棚田」を観賞しながら歩くウオーキングイベントが22日、同町下口羽の口羽公民館を発着するコースで開かれた。参加者41人が思い思いに歩を進め、遅咲きの華やかなハナモモと棚田の景観を楽しんだ。

 町保健課と同公民館が、ウオーキングを通して羽須美地域の独自の美しい風景に触れてもらおうと開催。川角集落のハナモモを見ながら歩くコース(約5キロ)と、その後に神谷棚田に向かうコース(約10キロ)を設定した。

 参加者は準備体操をした後に出発し、集落に新たにできた交流施設「川角桃源の館」を目指した。大半のハナモモは見頃を過ぎていたが、遅咲きの真っ赤な花の出迎えを受け、山里の春を満喫。同館では、地元の住民からハナモモを植えた経緯などの説明を聞いた。休憩後はコースに応じて二手に分かれて歩き、心地良さを満喫した。

 棚田コースに参加した広島県三次市の大谷芳秋さん(70)は「秋に棚田の写真が撮りたくて、ロケハンも兼ねて参加した」と風景の魅力を堪能していた。

 町保健課は町民の健康増進に向け、年間を通して毎月第4土曜日に、町内12公民館区域の一つを会場に設定し、観光地や食を結び付けながら歩いて巡る「スマイルウォーキング」を提唱。この日のイベントは、取り組みの一環で開いた。

2017年4月23日 無断転載禁止