こいのぼり130匹泳ぎだす 意宇川またぎ悠々と

松江市八雲町の意宇川に掲げられたこいのぼり
 松江市八雲町の春の風物詩で、地元若手有志らが2年前に復活させたこいのぼりの掲揚イベント「八雲ゆう游こいのぼり」が23日、同町日吉の日吉親水公園周辺で始まった。約130匹が意宇川の上で泳ぐ風景を、市内外から訪れた大勢の来場者が楽しんだ。5月20日まで。

 町内の20~30代の有志らでつくる、八雲ゆう人会(石原泰仁会長)が主催。意宇川での掲揚は地元住民らが1990年代に始めたが、高齢化や掲揚に使う支柱の老朽化などで2012年を最後に途絶えた。同会の約20人が「子どもの頃に見ていた景色を取り戻そう」と、こいのぼりの寄贈を呼び掛け、15年に復活させた。

 この日はバンド演奏に合わせ、両岸に渡した約70メートルのワイヤに園児らの手作りを含むこいのぼりを掲げた。こいのぼりはゆったりと春風に乗って泳ぎだし、会場に笑顔が広がった。子ども3人を連れて訪れた松江市山代町の会社員永野宗裕さん(38)は「子どもと楽しい時間を過ごせた」と話した。

 30日と5月5日、14日もステージや特産品販売など多彩な催しを予定している。石原会長(31)は「取り組みを続けて人を呼び込み、八雲の魅力を伝えていきたい」と力を込めた。

2017年4月24日 無断転載禁止