(4月16日~22日)鳥取

米子市長選で初当選し、万歳する伊木隆司氏=16日午後9時24分、米子市東福原4丁目の事務所
 ◆米子市長に伊木氏初当選
 任期満了に伴う米子市長選が16日投開票され、無所属新人の伊木隆司氏(43)=自民、民進、公明推薦=が、山川智帆氏(39)、福住英行氏(41)=共産推薦=の両無所属新人を破り初当選した。旧市時代を含め、14年ぶりに新市長が誕生。1927年に発足した旧市の初代市長・西尾常彦氏より7歳若い歴代最年少市長となる。投票率は46・09%で、過去最低だった前回を10・82ポイント上回った。

 ◆大山町長に竹口氏初当選
 任期満了に伴う大山町長選は16日投開票され、無所属新人の竹口大紀氏(35)が、3選を目指した無所属現職の森田増範氏(63)に競り勝ち初当選した。投票率は75・79%で、前回を3・58ポイント下回った。

 ◆米子城跡に登り石垣
 米子市教育委員会は18日、国史跡・米子城跡(米子市久米町)で長さ約40メートルにわたり「登り石垣」の遺構が見つかったと発表した。登り石垣は山頂から麓にかけ城域を囲うように築く工法の石垣。現存する米子城の絵図に描かれていたが遺構で存在が裏付けられた。中海に面す湊山に築かれた米子城では海側からの敵の侵入を防ぐため登り石垣が取り入れられたとみられるという。水軍基地もあったとされる「海城」米子城の特徴があらためて浮き彫りになった。

 ◆三徳山入山再開
 山陰屈指の山岳信仰の場で、県中部地震で登山ルートが被災した三朝町三徳の三徳山で、迂回(うかい)路の整備が完了し、18日に入山が解禁された。熱心な参拝者たちが、半年ぶりに間近で拝観できるようになった国宝の三仏寺投入堂に向かって手を合わせた。

 ◆住民共助、条例明記へ
 平井伸治知事は19日の定例会見で、県中部を襲った地震や記録的な大雪への対応を踏まえ、改正を予定する県防災危機管理基本条例に、避難所の開設や炊き出しといった住民の自主的な活動の推進を明記する考えを示した。自治体側も情報の提供や救援物資の供給で活動を支え、住民同士の共助を促す環境をつくるのが狙い。

 ◆県中部地震半年、住宅修繕が本格化
 県中部で最大震度6弱を観測した地震発生から21日で半年を迎えた。住宅の被害棟数は1万5千棟に迫る中、公的支援の受給に必要な「罹災(りさい)証明書」の交付はそれを上回るペースで進み、住宅の修繕が本格化している。一方、住む場所を失って、いまだ62世帯が公営住宅に仮住まいしており、生活再建は道半ばだ。

 ◆住民監査請求一部認める
 大山町監査委員は21日、NPO法人への業務委託に絡む不適切事務問題の住民監査請求監査で、業務委託料の一部111万2400円の返還を同NPOに求めるよう、町に勧告するとの監査結果を明らかにした。一部業務委託料で経費の裏付けとなる領収書がないことなどから、架空の経費と判断した。

2017年4月24日 無断転載禁止